アビーと。

猫のアビーの記。

4月9日 (土)

2016年4月9日(土) 17:35 アビちゃん永眠

 

 

昨日の夜のアビちゃんの様子が気になってか、夜何度も目が覚めてアビちゃんの様子を確かめる。いつもの通り、私の布団の足下のとことで寝てくれていました。

朝もそのまま私のお布団で寝ていてくれたので、マッサージを試みるも今日はほとんごゴロゴロ言ってくれず。そうこうしているうちに、いつもは行かない机の下の方に行ってしまった。

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お湯を沸かそうそしていると物音が聞こえたので見たら私の布団(マットもひいてるので高さ20cmほど)の上に昇ろうとして失敗。もう一度目はうまく乗れたけれど、そのままそこでおしっこしてしまいました。おしっこした後も動けずにいるので、とりあえず、お尻を拭いていつものところに移動してもらって、私は布団のお洗濯。その間はあびちゃんぐったりとのびたまま。いよいよ様子がおかしい。

キューブハウスに入ったりもするも、出てくることが多くなりました。ハウスの中で丸まっているのがキツくなっているよう。

途中、外に出てきてスゴい勢いで水を飲み始めました。身体が支えられず、鼻から口からお水に顔を突っ込んでがぶ飲み。そのまま溺れてしまうんじゃないかと心配なくらい。そして、またトイレのまえでぐったりと長くなってしまったので、これはいよいよまずいのではないかと、輸液などが必要なのではないのかと動物病院に電話。忙しいらしく、折り返し電話もらうことになる。

母が抗生剤の注射を打ったら身体が少し楽になったのか、身体を支えられるようになった。またお水も普通に飲めた。

と、突然ベランダに行きたいと外へ向かう。もう、この頃は本当に足下がおぼつかなくて、ヨロヨロしながらもベランダへ行き、日向ぼっこ。さらにヨロヨロしながらベランダを動こうとするので、少し涼しいこともあって部屋に帰ってもらいました。そこから

またぐったりと横になっていて、そうこうするうちに、動物病院の方から電話があり、獣医さんがあと少しで来てくれるとのこと。

獣医さんに、本当は輸液を頼もうと思ったけれど、今身体を楽にすることを考えるなら輸液より鎮痛剤、とのこと。体温も33℃ちょっと位に下がってしまっていて、今日いっぱいもつかどうか…ということでした。そのまま自然のに身を任せて、と思いつつも、アビちゃんが苦しいのは…と思い直し、鎮痛剤をお願いすると、先生の荷物の中に入っておらず。とりに帰ってくださると仰ってくださいましたが、これはもう自然にまかせようということかなと思い、何もしないことにしました。

身体をあっためてあげたほうがよいとのことで、ホットカーペットをつけつつ、お天気がよかったので日当りのいいアビちゃんのお気に入りの場所でしばらく母と三人でいました。このときは穏やかに眠っているような感じでとても平和な時間でした。数回、アビちゃんが何かを訴えかけるように動こうとしたりしているのを見るのがとても辛かった。何が言いたかったのだろうか。

日が陰ってから、リビング横和室の定位置へ。だっこして連れて行こうとするとどこかに痛みがあったのか、ニャアと少し大きめの声を出していました。ストーブもつけてホットカーペットもつけ、タオルを毛布代わりにかけてました。横になってからも一度声を出しました。何かを言いたかったのか。前足も一緒に動かしていたのでどこかに行きたかったのか…。まだ生きようとしていてくれたのか。

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しばらく横になり、なでたり、声をかけたりしていました。

たまに大きな音(多分鼻から)の出るため息をつくようになり、だんだん呼吸が浅く早くなり、最後は大きなカッという声を何度かあげて、呼吸が止まってしまいました。

そして数分後心臓の鼓動が止まってしまいました。

17時35分でした。

 

あまりにも早く逝ってしまい、心の整理がまったくつきません。

前日の夜の家の中を歩いてみたり、ベランダに行ったりと、旅立つことをわかってたんじゃないかという気がしてなりません。

 

アビちゃん。ウチに来てくれてありがとう。いつも愛をありがとう。

もっと一緒にいたかったよ。ずっと愛してるよ。どうもありがとう。